5月16日のヘルスケアアカデミーでは、ヘルスケアアカデミー代表の橋本先生が講演を行ってくださいました！
「“正しい医療知識”で不安にさよなら 〜本当に信じるべき健康情報とは〜」と題しまして、様々な情報があふれるなかで、気を付けてみるポイントと、惑わされやすい文言などについてを教えていただきました！
残念ながら、アーカイブのための録画ができていなかったため、今回は少し詳しく記載していきます！
ここからは実際にセミナー内で出した例題をいくつかご紹介いたします！
例題１）
「友人が“病院は薬で儲けてるから、自然療法のことは絶対に教えてくれないんだよ”って言っていて、ちょっと不安になりました。本当に隠してることってあるんでしょうか？」
注意点！「みんなが知らない秘密を自分だけは知っている」という快感をくすぐられてしまい、信じてしまう可能性が高いです。また、医療や政府に対する不信感がある人は信じやすいです。
対策：科学はオープンで再現性が重視される世界。「隠されている真実」などの表現は信頼性が低い。
例題２）
「母からLINEで、“この野菜ジュースを毎朝飲んでたら、知人のガンが小さくなったらしい”って送られてきました。やっぱり自然の力ってすごいんですね！」
ポイント：「簡単に」「すぐに」「一発で」治したいという心理につけ込んでくる。苦しんでいる人ほど、藁にもすがる気持ちで信じてしまう。
対策：極端な主張は要注意。医療情報において「万能な方法」は存在しない。信頼できる医療機関のサイトで裏取りを。
例題３）
「X（旧Twitter）で“この漢方を飲んでから頭痛が一切なくなった”っていう投稿を見て、気になってます。こういう声って信頼していいんでしょうか？」
ポイント：「自分と似た症状の人が良くなった」という話には共感しやすく、事実かどうかよりも「感情」で判断してしまいやすい。
対策：個人の体験談（「○○を飲んで元気になった」など）はエビデンスではない。統計的な裏付けがある情報を重視しましょう。
などなど、日常には惑わされやすい情報がたくさんあふれています。
このように、すぐに信じ込むのではなく、一呼吸おいて調べてみることが大事です！
これからもヘルスケアアカデミーでは根拠に基づいた正確な情報を発信していけるように精進してまいります！
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